2013年12月16日月曜日

短期集中の効果

今週に短期集中講座が一つ修了しました。受講生は大学を卒業したてのビジネスパーソンで、卒業後4ヶ月の海外研修を終え、その後2ヶ月の英語研修を国内で受講しました。私は国内研修の担当をしました。講師は私ともう一人の2名、受講生はわずか3名で、授業は毎日ありました。つまり、受講生は大学卒業後の半年の間、英語を集中的に勉強したのですが、その効果は絶大で、大学卒業まで英語を一言も話せなかった人が、6ヶ月で英会話のレベルが中級に達しました。中級という意味は、I am thirsty.などの日常に必要な事柄をよどみなく表現できるだけでなく、仕事に関する事柄もじょうずに表現できるという意味です。全くの英会話初心者が中級に達するのに、通常は4年はかかりますので、これは異例の成功例と言えます。これをみても「日本人は英語学習に適していない」という俗説は間違いだという事が分かります。それどころか「日本人は英語学習に適している」という新説をたてたい位の気持ちになりました。つまり、正しい方法で効率的に勉強すれば、半年の間に中級に達する事が可能という事です。ちなみに、この半年の研修は英語の他にビジネスに必要な知識を修得するための、on the job trainingが主たる目的だった事を付け加えておきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿