2013年10月16日水曜日

オブラートに包む

つい最近に大変に楽しいクラスを担当しました。その中で英語の表現についての議論があったので紹介します。

日本語では「オブラートに包む」とか、「オブラートでくるむ」とか言いますが、これは「やんわりとした表現をする」という意味で、オランダ語のoblaatとは関係ありません。なぜオランダ語のoblaatが「やんわりとした表現」の意味に変わったのかは分かりませんが、同じ意味の表現として、英語にはsugercoat があります。文字通り「砂糖でコートする」つまり「砂糖でくるむ」という意味です。SugercoatはHe sugercoats his words.のように使います。

これと似た表現でdiplomaticという英語もあります。「外交官のような」という意味です。使い方の例としてHe is diplomatic.があります。この人は「外交官である」という意味ではなく、この人は「あたりさわりのない表現を使う」という意味です。

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