2013年10月20日日曜日

Integrative motivation

日本人にとって英語を話す機会が少ないのは、ジョン万次の時代から変わっていません。ジョン万次郎についてごく簡単に説明を加えると、江戸末期に和歌山県沖で漂流し、アメリカの捕鯨船に助けられた日本人の少年です。万次郎没後、約150年の年月が過ぎましたが、現代でも英語を話す機会が少ない事情に変わりはありません。一生のうちに英語を話さない日本人もいるかもしれません。このような状況下で英語の勉強を強要するのは無理があると思います。ビジネス界では英語の習熟度が採用の基準になっていますが、英語を必要としない人に英語の知識を要求するのは矛盾にみちています。TOEICでいい成績を取れないと昇給しないので、TOEICで高得点をとるための勉強をするビジネスパーソンは多いのですが、このような理由で英語を勉強する立場をinstrumental motivationといいます。instrumental moivationは外的な要因のmotivationという意味です。英語を使う場面がないにもかかわらず英語を勉強する人はたくさんいます。この立場をintegrative motivationといいます。Integrative motivationは内的な要因のmotivationという意味です。Instumental motivationで勉強する人は勉強が苦しそうですが、integrartive motivationで勉強する人は勉強が楽しそうです。

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