2013年9月13日金曜日

日本人は英語がへた

日本人は英語がへた、というのは多くの日本人の共通意識です。『どうして?』という疑問に対して多くの学者が自説を説いていますが、私は『学校教育が悪い』と考えています。具体的にいいますと、日本の英語教育は「文法翻訳法」を中心に組み立てられていて、英語をコミュニケーションの方法と考える立場が重要視されない、と考えています。

戦後の英語教育の歴史をご存知ですか?第二次世界大戦の後、日本では英語教育が復活しましたが、当時の学者達は英語を話せなかったと思います。そこで「英語を書くために文法を習い、英語を理解するために翻訳をする」という立場が生まれました。学者の間には英語を話す人達を見下す人がいたのをご存知ですか?戦後の日本には、アメリカ兵達を相手にする売春婦がいましたが、学者の中には『英会話はパンパンがすることだ。インテリは英文法を習って英語を書き、翻訳をして英語を理解すればいい。』と言ったそうです。パンパンは今は使われない言葉ですが、売春婦を指します。

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